産経新聞メディアビジネス局ポータルサイト SANKEI Media Labo

menu

広告事例

オンラインセミナーレポート「人的資本経営2024 ~キャリアオーナシップとウェルビーイングによる組織づくり~」2024年1月25日(木)開催

田中研之輔教授が提唱する「人的資本経営2024」、企業成長の新戦略

本セミナーの基調講演には、法政大学の田中研之輔教授が登壇。「人的資本経営2024の射程 – 理論と実践 -」と題して講演、企業の競争力と生産性向上に必要な人的資本の最大化とキャリアオーナーシップの重要性を語った。

プロティアン・キャリアの概念に基づき、個々のキャリアの自律性と柔軟性を重視するこのアプローチは、働き方や生き方を改善し、組織内での個人の価値を高めることを目指している。人材に対するキャリアドック型の戦略的投資を通じて、企業全体の成長を促す新たな経営戦略として、多くの企業とともに実践的な取り組みへと発展している。

講演の動画はこちら

また、組織と従業員双方にとって、より良い未来を築くための重要な指針として、日本の企業文化に新たな風を吹き込み、持続可能な成長への道を示した。

AIと人間の幸せを探求する矢野和男氏の最新研究

特別講演には、ハピネスプラネットの代表取締役CEOで、日立製作所のフェローも務める矢野和男氏が講演、「AIと共に生きる – テクノロジーの進化と人間の幸せの未来」と題した最新の研究を発表した。

この研究は、1,000万日に及ぶ行動計測データを基に、集団内の人間関係の質が生産性と幸福度に与える影響を分析。特に、「利他的な三角形の関係」が多い集団は、幸福度が高く、生産性も向上することを発見した。

この関係性は、用事だけの利己的な関係ではなく、仲間としての利他的な関係を示しており、集団内のコミュニケーションの質が直接的に幸福度と生産性に影響を与えることを示唆した。

矢野氏の研究は、AIとテクノロジーの進化が人間の幸せにどのように貢献できるかを探るもので、企業や組織における人間関係の構築と管理に新たな視点を提供した。

<協賛企業>株式会社カオナビ / 株式会社SmartHR/ 株式会社リンクアンドモチベーション/ 株式会社ベネフィット・ワン

PAGE TOP