ふくのわプロジェクト
衣類を寄付してパラスポーツを応援しよう!
2016年、「ふくのわプロジェクト」は産経新聞社の主催事業としてスタートしました。
当時、弊社は日本財団と連携して、定期的にパラスポーツをテーマに座談会を開催していましたが、パラ関係者から発せられたのは、東京大会終了後の競技団体を取り巻く環境が変化することへの不安と、対応策の必要性でした。
―「今はパラスポーツ界にとってバブル。大会終了後、助成金などが減らされ、競技団体は経済的に自立をと言われても、整えた組織をいきなり縮小はできない」―
複数の関係者から幾度となく上がる不安の声に、新聞社として何かできないかと考えたのが「ふくのわプロジェクト」誕生のきっかけです。諸外国に比べて著しく再利用率が低い衣類を家庭から寄付してもらい、換金し、その収益金でパラスポーツを応援できたら、みんなハッピーなのではないか?
シンプルな仮説のもと始まった活動は、幸運にも2016年の東京都環境局モデル事業に採択され、都と二人三脚で試行錯誤しながら、効率的な衣類の回収方法を構築しました。また、2020年には「おうちでふくのわ」の販売を開始したことで輪が全国に広がりました。今までに回収した衣類は900トンを超え、収益金の累計は約1300万円以上になりました(23年12月時点)。
今後も「ふくのわプロジェクト」はパラスポーツ応援にとどまらず、SDGs(持続可能な開発目標)や共生社会、脱炭素などの観点で積極的にプロジェクトを推進していきます。
「ふくのわプロジェクト」では協賛企業を募っています。プロジェクトへのお問い合わせや資料請求は下記までお願いします。