首都圏の道路ネットワークの整備が進展し、首都高中央環状線は全線開通、圏央道は9割、外環道は6割が開通した結果、都心部渋滞緩和や物流の効率化、防災力強化などの効果が得られている。しかし今後30年以内に発生が予想される「首都直下型地震」や物流の「2024年問題」、カーボンニュートラルに向けたGX(グリーントランスフォーメーション)など対応しなければならない課題はいまだ多く、高規格道路整備の必要性が高まっている中、新たな道路整備について考えていく。
申し込み締め切り:3月7日(木)
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プログラム (予定)
【第一部 基調講演】
首都の変容~災害から考える道路の未来
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東京大学大学院 教授
羽藤 英二氏
東京大学教授、都市工学者、1967年生まれ。愛媛大学、MIT、Leeds大を経て現職、次世代AIセンター教授を兼任。交通行動モデルと都市形成史で、世界交通学会Bursury Prize、土木学会論文賞、花園町通りの道路空間の再配分で土木学会最優秀デザイン賞、グッドデザイン賞などを受賞。呉市の復興計画、四国西南地域の事前復興、愛媛県松野町の蛍の畦道プロジェクト、中国鄭州新区などの新都市設計に取り組む。
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【第二部 パネルディスカッション】
パネリスト
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国土交通省 関東地方整備局長
藤巻 浩之氏
1991年3月京都大学大学院工学研究科交通土木工学専攻修士課程修了。同年4月に国土交通省入省。2006年 4 月に九州地方整備局八代河川国道事務所長、水管理・国土保全局治水課長、九州地方整備局長を経て2023年、7月から関東地方整備局長を務める。
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立教大学経営学部 教授
高岡 美佳氏
青山学院大学経営学部を卒業し、青山学院大学大学院経営学研究科博士前期課程、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。百貨店・専門店・スーパー・コンビニなどのリアル店舗やECのマーチャンダイジングを専門とし、流通が果たす社会的・経済的役割について研究している。また、大学院では、ビジネススクールで教鞭をとり、既存企業が新たな事業を生み出すためのプランニングについて指導している。
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(株)浜銀総合研究所 特任研究員
新瀧 健一氏
1964年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、1987年横浜銀行入行。浜銀総合研究所、社団法人日本経済研究センターなどを経て、浜銀総合研究所特任研究員。神奈川県内雇用動向調査や、緑区暮らしやすさ調査など神奈川の経済調査を多数手掛ける。2006年からFMヨコハマの情報番組で経済解説コーナーを担当。
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産経新聞東京本社 客員論説委員
井伊 重之
1986年産経新聞グループ入社。経済産業省、外務省、国土交通省、財務省などの官庁のほか、自動車、電機、造船・重機、鉄鋼・化学、流通、エネルギーなどの民間業界を担当。2004年7月から編集局経済部次長、副編集長などを経て09年10月から論説委員(経済担当)。論説副委員長を経て2023年12月から現職。政府税制調査会委員、社会資本整備審議会臨時委員(国土交通省)、産業構造審議会臨時委員(経済産業省)なども歴任。
コーディネーター
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フリーキャスター、千葉大学客員教授
木場 弘子氏
千葉大学教育学部を卒業後、1987年TBSに入社。同局初の女性スポーツキャスターとして、『筑紫哲也ニュース23』など多数のスポーツ番組を担当した後、フリーランスに転身。テレビ出演、モデレーター、講演など多方面で活躍。2013年より千葉大学客員教授。国土交通省等12の省庁で委員を務めた。2019年より株式会社INPEX社外監査役。2022年よりJR東海社外取締役
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※当日の催しの内容は変更する場合があります。
- 主催:産経新聞社
- 後援:関東地方整備局川崎国道事務所
- 申し込みに関するお問い合わせ
首都圏道路シンポジウム事務局
TEL:03-3275-8666
- (産経新聞社 メディア営業局内・平日10時~17時)